継ぎ目のないドレープ
『継ぎ目のないドレープ』出張訪問の移動ショールームの中からご紹介しています。
ヒダがなく生地のウェーブを緩やかにした「フラットカーテン」や、布を少なく使う「1.5倍・2ツ山ヒダカーテン」などは、
「2.0倍ヒダカーテン」と比べ、ウェーブが平面的になるので継ぎ目(剥ぎ目、ジョイント)が目立つことがあります。
一枚布だからできる継ぎ目のないきれいで均一なウェーブの【シームレスドレープ生地】をご紹介します。
継ぎ目のないドレープ Seamless Drapes
シームレスドレープ Seamless Drapes
FA015-1 一枚布のシームレス(ヨコ使い)ドレープ 約1.8倍・一つ山ヒダカーテン【シンプルライン縫製・プレートフック仕様】
ボイルレースやエンブロイダリーレースなどでは【シームレス(ヨコ使い)】が一般的ですが、シームレスドレープは少数派です。
一般的なタテ使いのドレープ生地で、近年増加中のヒダがなく生地のウェーブを緩やかにした「フラットカーテン」や、布を少なく使う「1.5倍・2ツ山ヒダカーテン」などにした場合、
「2.0倍ヒダカーテン」と比べ、布の量が少なくウェーブの起伏が小さく平面的になるので、継ぎ目(剥ぎ目、ジョイント)が目立つことがあります。「2.0倍ヒダカーテン」でもその位置によっては継ぎ目が目立ってしまいます。
はっきりとした柄の生地、ダークカラーの生地、凹凸のあるテクスチャーの生地ならそれほどではないのですが、プレーンなテクスチャーの無地・黒糸を織り込んだ明るい色の遮光生地などでは、なおさら継ぎ目が目立ってしまいます。
また、継ぎ目部分は縫い合わせが二重で硬くなり、自然で滑らかなウェーブ形成の障害にもなっています。
300cm程度の幅の広い生地を必要なだけ横方向に用いる【シームレスドレープ】は、継ぎ目のない一枚布を縫製加工しています。
継ぎ目がないので、淡色の無地やフラットカーテンでも、上記の問題が解消され美しいカーテンができます。
【シームレスドレープ】のメリット・デメリットを挙げてみました。
シームレスドレープのメリット
一枚布なので継ぎ目がなく、見た目に一体感がありスッキリとしていて美しい。
生地の素性にもよるが、継ぎ目がないので美しいウェーブ・ドレープ性が得られる。
必要なだけのメーター数をヨコ方向に使用するので、どのサイズの窓でも均一なウェーブ・ボリュームのカーテンにできる。
条件付きメリット
間仕切りカーテンなどにした場合、継ぎ目が無いので、裏側から見ても粗が目立たない。
さらに無双縫製の二重カーテンにすると、脇・裾の折り返しも見えないのでいっそう洗練された仕上がりに。
シームレスドレープのデメリット
タテ使いの生地と比べると、種類が少なく選択肢が限られる。プレーンな生地が多く、個性的な生地は少ない。
タテ使いの生地と比べると、手ごろな価格帯の生地が少ない。価格のボトムエンドが高め。
条件付きデメリット
腰窓・出窓などの丈の短いカーテンでは、生地を余分に使うためにコストが割高になる。
—— どういう窓・部屋に向いている? ——
【シームレスドレープ】はマンション等の幅の広い大きな窓・縦長の小窓・出入口などに用いるとデメリットが出にくく効果的です。
カーテンは主張しなくて良いが、上質なシンプルプレーンイメージのインテリアを目指している方にお勧めです。
また、オフィス・エステサロンなどの商業施設では、表裏両側から見る機会の多く、高さもある間仕切りカーテンに最適です。
FA015-1 シームレス(ヨコ使い)ドレープ 約1.8倍・一つ山ヒダカーテン【シンプルライン縫製・プレートフック仕様】
カーテンの幅が広くなるほど継ぎ目の数も多くなります。一般的なタテ使い生地は135~150cm幅なので、上の左画像のように一枚で幅寸法5mもあるようなカーテンだと、2.0倍ヒダで6~7ヶ所、1.5倍で4~5ヶ所の継ぎ目ができてしまいます。
裏側からも見る機会の多い間仕切りカーテンでは、裏面の美観も重要です。あまり見せたくない脇や裾の折り返しは比較的に視野に入りにくい位置にあるのですが、継ぎ目は目線の高さにもあるので、間仕切りカーテンでは見過ごすことができません。
シームレスドレープを選べば当然継ぎ目はありません。さらに、
無双裏地付(二重)カーテン(上左画像)にすると、脇裾の折り返しも内側に折り返してしまうので、カーテンの裏側はよりスッキリとし、ほとんど表と裏の区別がつかなくなります。
ただし、カーテン上部のヒダの部分ではフックが見えてしまいます。フラットカーテンではプリーツテープも露出します。
おまけ。シームレスではないけれど継ぎ目を目立たなくする縫製。
タテ使いのドレープでも継ぎ目の位置をコントロールすることによって、継ぎ目を目立たなくすることができます。
上の左画像は、正面から見ると分かりませんが、右から四つ目のヒダの右側に継ぎ目(右画像)があります。
継ぎ目をヒダの根本付近に来るように設定すると、ヒダ以下の中腹・裾部分もウェーブの側面になり目立たなくなります。
「1.5倍・二つ山ヒダ」でもヒダの根本を狙うことはできますが、ウェーブの起伏が小さく側面と呼べるものが無いので隠すことができません。継ぎ目を隠すにはヒダ倍率に2.0倍以上のゆとりが必要です。
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